匠の技:日本の伝統を受け継ぐ職人たち 3代続く水晶彫刻への情熱 水晶彫刻家・河野すゝむ氏
中部時眼宝飾新聞並びにそのWeb版Cjpress.netでは、日本の伝統工芸の未来に光を当てるべく、職人の方々へのインタビュー企画を始動いたしました。 第1回目となる今回は、第71回日本伝統工芸展において「瑪瑙亀合子」で入選を果たされた、水晶彫刻家の河野すゝむ氏を取材させていただきました。 河野氏は、山梨県で3代続く水晶彫刻の工房を営み、伝統工芸士、日本工芸会正会員、山梨の名工といった数々の称号を持つ、まさに現代の匠です。 幼少の頃から水晶に囲まれ、自然とこの道に進まれたという河野氏。その作品は、伝統を守りながらも革新的な要素を取り入れ、見る者を魅了してやみません。 東京オリンピックを機に、ホテルオークラに作品が展示されるなど、国内外で高い評価を受けています。 今回のインタビューでは、河野氏の職人としての歩み、水晶彫刻の魅力、そして伝統を未来へ繋ぐ情熱について、お話を伺いました。 The [...]